手ぬぐい語り
生地へのこだわり
天然素材のやさしさを、次の時代へ届け続けること。
私たちが創業以来守り続けてきた、ものづくりへの誓いです。
人の肌に触れるものだから、安心でやさしい素材を

手ぬぐいは、肌に触れるもの。だからこそ、私たちは素材選びに妥協しません。私たちが扱うのは、すべて綿100%の素材です。使い込むほどに体に馴染み、洗うたびに柔らかくなっていく。そのさりげない変化が、手ぬぐいをただの道具ではなく、暮らしの相棒にしてくれる。幼いお子さまはもちろん、肌が繊細な方にも安心して使っていただけること。時代が変わっても、安心・安全へのこだわりが変わることはありません。
地域とともに、手ぬぐいの伝統を未来へつなぐ

手ぬぐいの生地は、昔ながらの「シャトル織機」でゆっくりと織り上げられた「小幅綿布(こはばめんぷ)」と言う生地幅が細い生地を使用しています。近年では生産効率を優先し、伝統的な「小巾綿布」を扱う産地や工場は年々少なくなってきています。それでも私たちがこの生地にこだわり続けるのは、創業の地・大阪府堺市との深い縁があるから。堺は古くから小幅綿布の織布・晒し・染色・仕上げまでを一貫して行うことができ、日本の手ぬぐい文化を支えてきた土地でもあります。1枚の手ぬぐいの中には、産地の記憶と、受け継がれてきた職人たちの仕事が静かに宿っています。
柄に合わせて、ふさわしい生地を選んでいく

素材は、ブランドの姿勢そのものです。見えないところで手を抜かない。肌に触れるものだからこそ、丁寧に選ぶ。そのひとつひとつの積み重ねが、手に取った時の「気持ちよさ」となって伝わるのです。
ここかしこシリーズ 森玉・草縞
ゆっくりとした時間の流れを感じるモチーフと、ストライプやドットなどのテキスタイル柄を組み合わせ、注染ならではのグラデーションも取り入れた「ここかしこ」シリーズ。ふっくらとやわらかく、吸水性にも優れた「特文(とくぶん)」の生地を使うことで、タオルやハンカチの代わりに日常使いできる一枚に仕上げています。
温泉暖簾 男湯・女湯
男女それぞれの柄をセットにした対手ぬぐいは、のれんとして飾ることも想定したデザインです。壁に吊るしたときの垂れ感と存在感を大切にするため、糸の密度が高くコシのある「特岡(とくおか)」を採用。飾っても、使っても。どちらの楽しみ方もできる一枚です。